E442
E442: リン脂質アンモニウム塩
乳化剤 1,506品の製品に含まれています
E442とは?
E442はアンモニウムホスファチドで、乳化剤YNとも呼ばれ、グリセリンをもとにしたリン脂質様の化合物をアンモニアで中和した混合物です。レシチンとよく似たふるまいをしますが、チョコレート用に特化して設計されています。
由来と製造方法
食用油脂、一般に部分硬化なたね油をグリセロリシスし、リン酸化した後、アンモニアで中和して製造されます。通常の原料は植物油ですが、規格上は他の油脂も除外されていません。
何のために使われる?
チョコレートでは、アンモニウムホスファチドが溶けたチョコレートの粘度を下げ、型取りやエンロービング(被覆)の際に流れやすくし、製造業者がカカオバターの使用量を減らせるようにします。ミルクチョコレートやダークチョコレート、チョコレート菓子、アイスクリームやアイスバーのチョコレートコーティングに使われています。
ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール
E442は通常なたね油からつくられるため、ヴィーガンやベジタリアンにも適していることが多いのですが、油脂の由来が必ずしも記載されているわけではなく、確認できるのは製造業者だけです。ハラールやコーシャの保証を求める方は、認証を目安にするとよいでしょう。
安全性と規制
アンモニウムホスファチドはEUで食品添加物として、主にココアおよびチョコレート製品について認可されています。EFSAは2016年にこの添加物を再評価し、報告された使用量において安全性上の懸念は確認しませんでした。
Foodlas編集部がAIの支援を受けて執筆し、EU規則(EC)No 1333/2008およびEFSAの科学的意見に基づいて確認しています。最終確認日:2026年10月14日。
出典: Regulation (EC) No 1333/2008 · EFSA — Food additives · Wikidata