E472c

E472c: グリセリンクエン酸脂肪酸エステル

酸化防止剤乳化剤金属イオン封鎖剤増粘安定剤 1,002品の製品に含まれています

E472cとは?

E472c(脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドのクエン酸エステル、CITREMとも呼ばれる)は、食用油脂の部分グリセリドにクエン酸を結合させてつくる乳化剤です。水に分散し、水中油型・油中水型の両方の系を安定させるのに効果的です。

由来と製造方法

CITREMは、モノグリセリドおよびジグリセリド、またはその原料となる油脂をクエン酸と反応させて製造されます。油脂はパーム油やひまわり油などの植物油の場合もあれば、頻度は低いものの動物性脂肪の場合もあり、クエン酸は発酵によってつくられます。

何のために使われる?

CITREMは乳化剤、安定剤、酸化防止剤の相乗剤として働きます。マーガリンでは炒め調理中の油はねを減らし、ペストリー、ミートスプレッド、レバーソーセージ、チョコレート風のアイスクリームコーティング、乳児用調製乳にも使われています。

ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール

脂肪酸が植物由来の場合も動物由来の場合もあるため、E472cは自動的にヴィーガンやベジタリアン向けとは言えず、由来を確認できるのは製造業者だけです。ハラールやコーシャの食事を実践している方やパーム油を避けている方は、認証を目安にするか製造者に問い合わせるとよいでしょう。

安全性と規制

E472cはEUで食品添加物として、特定の条件のもとでの一部の乳児向け食品を含めて認可されています。EFSAによる脂肪酸グリセリド系乳化剤の再評価の対象となっています。

Foodlas編集部がAIの支援を受けて執筆し、EU規則(EC)No 1333/2008およびEFSAの科学的意見に基づいて確認しています。最終確認日:2026年10月14日。

出典: Regulation (EC) No 1333/2008 · EFSA — Food additives · Wikidata

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